怖かった、撮影現場👀📷

〈Episode 1〉
これは、幼児の知育教材を制作する時の事です。
愛知県に香嵐渓と言う、紅葉🍁の景勝地が在ります。
その香嵐渓を冠した、「香嵐渓ヘビセンター」と言うのが、以前、在りました。
当時は、足助町でしたが、現在はトヨタ自動車のある豊田市足助町になっています。
編集部の編集担当者から、コブラの写真が欲しいとの事で、編集部のK君の運転で香嵐渓ヘビセンターへ向かいました。
K君は、休日には、ダートラリーに参戦する人物でした。
「香嵐渓ヘビセンター」には、国内のヘビのみならず、世界中のヘビがいました。
「ハブとマングースの闘い」なんかもあり、1日に何度か公演されるようでした。
一見、ハブがマングースをグルグルに巻き付いて、勝つように思うのですが、何故かマングースが勝つから不思議です。
センター内を人通り見せて頂いて、いよいよ「コブラ」を芝生の上に出して頂きました。
ヘビ使いの方が、鉄の棒の様な物で、首の辺りを上下に撫でると、コブラは、体を左右に揺らしながら、上へ伸びていきます。
口をあけ、シュー、シュー、と音を出しながら、舌を出しています。
その様子を見て、恐怖で内心「うおーっ!」と叫んで、体を後ろへ、反らしました。
それから、片膝をついて、カメラを構えて、コブラと対峙しました。
レンズは130mm、コブラとの距離は2m50cm位でした。ファインダーを覗いて、ピントを合わせると、ヤハリそこには、口をあけ、シュー、シューと音を出しながら舌を出すコブラがいて、今にもひとっ飛びで、襲ってきそうでした。
そんなコブラの顔をファインダーを通して、ジッと見たら、何故か気持ちがスーと、楽な気持ちと言うか、肝がすわりました。
コブラの全身をよく見て、真っ直ぐに伸びた時、顔をしっかり見て、シャッターを数枚切りました。
その度々、コブラがシュー、シューと音をたて、舌を出すと、飛んできそうな気持ちがよぎりました。
このシャッターを切った瞬間以外は、撮了してからも、気持ちがザワザワしていましたね。
以上、私の「怖かった、撮影現場👀📷Episode 1」でした。

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